XTAB
構文
XTAB(col1, col2 [, operator_keyword, numeric_col3])
パラメーター
col1
xtab
を作成する元になる最初の列。これは定数、列、単一列のセル範囲、または以上のいずれかに評価される式になります。
col2
xtab
を作成する元になる 2 番目の列。これは定数、列、単一列のセル範囲、または以上のいずれかに評価される式になります。
operator_keyword
有効な演算子キーワードの 1 つ (以下を参照)。
numeric_col3
xtab
を作成する元になる 3 番目の列。これは数値を含む定数、列、単一列のセル範囲、または以上のいずれかに評価される式になります。
説明
XTAB
は、
col1
および
col2
の固有値を計算します。 それから、
col1
の各値と
col2
の各値との交点で、
numeric_col3
の
operator_keyword
を計算します。
operator_keyword のデフォルトは
COUNTOF
で、その場合、
numeric_col3
は使用されません。
使用可能な
operator_keywords
には、以下のものがあります。
COUNTOF
- 各交点のレコード数を戻します。
COUNTZERO
-
numeric_col3
が 0 である各交点のレコード数を戻します。
COUNTNONZERO
-
numeric_col3
が 0 でない各交点のレコード数を戻します。
COUNTNULL
-
numeric_col3
が
NULL
である各交点のレコード数を戻します。
MINOF
- 各交点での
numeric_col3
の最小値を戻します。交点に値がない場合は、値の欠落を戻します。
MAXOF
- 各交点での
numeric_col3
の最大値を戻します。交点に値がない場合は、値の欠落を戻します。
SUMOF
- 各交点のすべての
numeric_col3
値の合計を戻します。
AVGOF
- 各交点の
NULL
でないすべての
numeric_col3
値の平均を戻します。
STDEVOF
- 各交点の
NULL
でないすべての
numeric_col3
値の標準偏差を戻します。
データが大きな場合、
XTAB
マクロ関数の計算に長い時間がかかる場合があります。 計算が完了するまで、「計算中... (Computing...)」という進行状況表示バーが表示されます。計算を取り消す場合は、進行状況表示バーの "X" をクリックし、
XTAB
マクロ関数を含む関数定義を削除します。
例
TEMP=XTAB(V1,V2)
V1 列と V2 列の交点の固有値のカウントを計算する、行と列の系列を作成します。
TEMP=XTAB(V4,V5, SUMOF V6)
V4 列と V5 列の固有値の交点を表す、行と列の系列を作成します。各交点の指標は、その交点に対応する行に対する V6 列の値の合計です。
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