データ型と保存されたオブジェクトについて

Campaignと同様、Interactは保存されたオブジェクトについて、複数のデータ型をサポートします。 ユーザ変数、ユーザ定義項目およびマクロでは、数値、文字列および日付のデータ型のすべてを使用できます。 日付定数は、Campaignの日付形式設定を使用して解釈されます。

Interactは、ベクトルデータ型もサポートしています。 ベクトルは、要素の数値が変数であることを除き、配列と同じです。 Interactで使用できるすべての演算子は、少なくとも1つの引数としてベクトルを使用できます。

次のように使用します。

X [operation] Y = ZのX、YおよびZはベクトルです。

Sx、Sy、Szは各ベクトルのサイズです。

Dx、Dy、Dzは、各ベクトルのデータ型です。XおよびYには同じデータ型を含める必要があります。

続いて、次の条件がTRUEの場合:

Sz = Sx * Sy

Dx = Dy = Dz

次に2つの例を挙げます。

次の表に、式IF((X+Y)==10)とIF(NOT((X+Y)==10))で、X={1,2,3}およびY={9,10,11}である場合に、Interactによってどのように評価されるかを示します。

X	Y	X+Y	(X+Y)==10?	NOT((X+Y)==10)?
1	9	10	TRUE	FALSE
1	10	11	FALSE	TRUE
1	11	12	FALSE	TRUE
2	9	11	FALSE	TRUE
2	10	12	FALSE	TRUE
2	11	13	FALSE	TRUE
3	9	12	FALSE	TRUE
3	10	13	FALSE	TRUE
3	11	14	FALSE	TRUE

方程式はTRUEまたはFALSEのいずれかに評価される必要があり、少なくとも1つの演算がTRUEに評価されると、IF((X+Y)==10)とIF(NOT((X+Y)==10))の式のいずれか方の結果がTRUEになります。