受信者リストを作成するには

メール配信で参照するための受信者リストの作成は、以下の手順を含む複数のプロセスから構成されます。

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受信者の選択プロセスの結果、出力リストテーブル(OLT)と呼ばれるデータベーステーブルに名前やアドレス、電子メールキャンペーンの一部として送信される内容をカスタマイズするために必要な受信者固有のデータが含まれるようになります。 このデータベーステーブルは、受信者リストとして提供されます。

受信者のデータへの接続

受信者のリストを作成するには、会社のマーケティングデータベースに保存された受信者固有のデータをカスタマイズ項目にマップする必要があります。 各カスタマイズ項目には、会社のマーケティングデータベース内の項目によってデータが挿入されます。 CampaignのフローチャートのeMessageプロセスを用いてカスタマイズ項目を定義します。

管理者またはマーケティングチームの他のメンバは、カスタマイズされた電子メールメッセージの設計でカスタマイズ項目を追加します。 電子メールメッセージでは、カスタマイズ項目が受信者のデータのプレースホルダの役割を担います。 カスタマイズ項目は、会社のマーケティングデータベースと対象オーディエンスに送信済みのメッセージを関連付けます。

受信者リストの作成

eMessageプロセスを設定することで受信者リストを作成し、これを含むフローチャートを本番実行します。

カスタマイズした電子メールの受信者となる人物を選択するためのフローチャートを設定します。 フローチャートの出力が、受信者リストの定義および作成に使用したeMessageプロセスの入力になります。 同様に、eMessageプロセスの出力が出力リストテーブルまたはOLTと呼ばれるデータベーステーブルとなります。 フローチャートを実行するとリストにデータが入力され、自動的にIBM Unica Hosted Servicesにアップロードされます。

OLTは、メール配信において参照する受信者リストとしての役割を果たします。 eMessageメール配信の受信者リストを参照すると、OLT内のデータは同じメール配信で参照されるeMessageドキュメントで使用できるようになります。

受信者の選択のワークフロー

メール配信の受信者の選択は、次のシーケンスで行います。

1.
電子メールマーケティングキャンペーンの対象オーディエンス、および電子メールメッセージのカスタマイズに必要なデータを決定します。
2.
eMessageプロセスをCampaignのフローチャートに追加します。 リストに追加する人や関連情報を識別するため、フローチャートの出力セルを選択します。 これらの出力セルは、eMessageプロセスに対する入力となります。
3.
受信者リストを定義するには、OLT内の行と列を定義してください。 テーブル内の行には、フローチャートのセルから取得した受信者IDが保持されます。 カスタマイズ項目およびその他のメタデータが列を定義します。 OLTは最初は空です。 テーブルに情報を追加するにはフローチャートを実行する必要があります。
4.
eMessageプロセスを含むフローチャートを本番実行して、IDと受信者データをOLTに追加します。


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