<異なるオーディエンス>ごとに1つの<入力/出力オーディエンス>エントリを選択するには

この選択オプションは、<異なるオーディエンス>ごとに1つの<入力/出力オーディエンス>があることを示します。 入力および出力のオーディエンスレベルが同じでありながら、出力の範囲設定には異なるオーディエンスレベルが使用されている場合は、このオプションを選択します。

たとえば、このオプションを使用して、各世帯から最も古い口座を持っている顧客を一人選択できます(入力オーディエンスレベルは顧客、出力オーディエンスレベルも顧客ですが、 MinOf(BaseInfo.AcctStartDt)を使用して、世帯レベルで範囲が設定されています)。

1つのエンティティの選択方法を示すビジネスルール(たとえば、ある項目の最小値、最大値、最頻値)を指定するか、または[任意の1つ]を選択します(後者の場合、どの項目も選択できません)。

1.
[入力]に入力ソースを選択し、オーディエンスプロセスの出力オーディエンスに同じオーディエンスレベルを選択します。
関連する[選択]オプションが使用可能になります。
2.
[1エントリずつ]オプションを選択します。
選択したオプションの横にドロップダウンリストが表示されます。
3.
定義されている代替オーディエンスレベル(入力オーディエンスレベルを除く)がリストに表示されます。
4.
[選択ルール]ドロップダウンリストから、使用する値を選択します。
*
[任意の1つ]を選択すると、[選択ルール]の値を選択する必要はありません。
*
[最大値選択]は、選択した項目の最大値を返します。
*
[最頻値選択]は、選択した項目の最頻値を返します。
*
[最小値選択]は、選択した項目の最小値を返します。
いずれも、入力オーディエンスレベルから1つのメンバだけを返します。 最大値、最小値、最頻値に複数のエントリが関連付けられている場合は、最初に検出されたエントリが返されます。
5.
[任意の1つ]以外の[選択ルール]条件を選択した場合は、その関数の処理対象となる項目を選択します。 このドロップダウンリストには、[オーディエンスの選択]項目で選択されたテーブルのすべての項目と、マッピングされたディメンションテーブルが含まれます。 「+」記号をクリックしてテーブルを展開します。 作成されたユーザ定義項目は一番下に表示されます。
たとえば、各世帯で口座残高が最も多い口座の所有者を選択するには、[選択ルール]条件に[最大値選択]を選択し、 Acct_Balanceをテーブル項目のリストから選択します。
また、[ユーザ定義項目]をクリックして、ユーザ定義項目を作成または選択することもできます。
6.
(オプション)基準となるカウントを選択すると[フィルタ]ボタンが使用可能になります。
[選択ルール]の計算に使用できるIDの数を減らすには、[フィルタ]機能を使用します。 たとえば、過去6か月の平均口座残高に基づいて顧客IDを選択するとします。ただし、その処理を行う前に、口座が非アクティブになっているすべての顧客をフィルタリングします。
[選択ルール]の計算を実行する前にレコードをフィルタリングするには、[フィルタ]をクリックします。 [選択条件の指定]ウィンドウが開きます。 クエリ式を入力して、[選択ルール]の計算に使用するレコードを指定できます。 フィルタリング条件は[選択ルール]の計算が実行される前に適用されるため、対象外のレコードを除外できます。
7.
フィルタクエリの構築が完了したら、[OK]をクリックしてクエリを保存し、[選択条件の指定]ウィンドウを閉じます。
8.


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