直接レスポンス

次の場合、レスポンスは直接レスポンスとみなされます。

レスポンダが、Campaignによって生成されたターゲット処理インスタンスの1つ以上と完全一致する少なくとも1つのCampaign生成コード(キャンペーン、セル、オファー、または処理コード)を返している。

かつ

返される「対象の属性」(トラッキング用レスポンスプロセスでマッピングされた標準またはカスタムのオファー属性)が処理内の属性値と完全一致している。

たとえば、処理コードが対象のレスポンスコードであり、「レスポンスチャネル」が対象の属性である場合、処理コード値が「XXX123」で、レスポンスチャネルが「小売り」の着信レスポンスは、それぞれの値が「XXX123」と「Web」の処理に対しては、直接一致とみさなれません。

対象の属性値がNULLのレスポンスは、そのオファー属性を持つ処理と照合できません。 たとえば、「利率」値がないレスポンスは、オファー属性として利率を含むオファーテンプレートから作成されたオファーとは照合できません。

ただし、処理内にない対象の属性に対して値を持つレスポンスは、照合の邪魔になりません。 たとえば、送料無料オファーが「利率」オファー属性のないオファーテンプレートから生成され、「利率」が対象の属性である場合、Campaignが送料無料オファーに関連付けられている処理との照合を行う場合、着信レスポンスの「利率」属性値は意味を持ちません。

レスポンストラッキングは、レスポンスが有効なオファー期間内(つまり、開始日以降および終了日前)に行われたかどうか、またはレスポンスが有効な日付範囲外かどうかをトラッキングします。Campaignは、オファー終了日後のユーザ設定可能期間内に遅れて発生したレスポンスもトラッキングします。

レスポンストラッキングでは、直接レスポンスが、最初にコンタクトしたグループ、つまりターゲットセル内にあったレスポンダからのものかどうかも識別します。

直接レスポンスが最初のターゲットグループからのものでない場合、そのレスポンスは「バイラル」レスポンスまたは「パスアロング」とみなされます。これは、元々オファーを受け取っていないレスポンダが、何らかの手段で有効なレスポンスコードを取得したということを意味します。

この方法はターゲットグループから来るレスポンス数を把握するのに(特に、高価値顧客の獲得を狙っている場合に)役立ちます。 これらの値は、元々のターゲットグループからいくつの直接レスポンスがあったか、また、いくつのバイラルレスポンスがあったかを確認できるように、パフォーマンスレポートでは別々に記載されます。

直接レスポンスは、完全一致または不完全一致のどちらかになります。