SQLを使用したクエリの作成

経験豊富なSQLユーザであれば、独自のSQLクエリを作成したり、他のアプリケーションで作成されたSQLクエリをコピーして貼り付けることで使用できます。 未加工SQLの作成はCampaignの高度な機能であり、正しい構文とクエリ結果についてはユーザの責任です。

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データベース内最適化が有効で選択プロセスに対して入力セルが存在している場合、選択プロセスで未加工SQLを使用して正しい結果(正しいオーディエンスIDのリスト)を得るには、<TempTable>トークンを使用する必要があります。 これに加え、<TempTable>トークンを使うと、データベース内最適化を使用していない場合であっても、Campaignが非常に大きなテーブルを処理する際のパフォーマンスを大幅に改善できます。

SQLクエリは、ベーステーブルのキーで定義に従って、一意のIDのみのリストを返す必要があります。

クエリには次の構文を使用する必要があります。

SELECT DISTINCT(< key1> [<key2>,...]) FROM < table> WHERE < condition> ORDERBY < unique_id>

クエリはデータベースを要求して、ソートとデータの重複解消を実行します。 DISTINCT句またはORDERBY句を省略しても、Campaignはアプリケーションサーバ上でデータのソートと重複解消を実行します。そのため、正しい結果を得られますが、パフォーマンスは遅くなります。

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[すべての顧客IDを選択]を選択した場合は、選択プロセスの実行前または実行後に、指定したデータベース内のレコードに対して実行する未加工SQLコマンドを作成できます。
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上記に加え、選択条件を顧客IDに適用することも選択した場合は、選択条件の作成時にクエリビルダでの未加工SQLの使用を有効にすることもできます。 それ以外の場合は、Unica式とカスタムマクロのみを使用できます。


IBM Unica Campaign
 
8.5.0
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