コンタクト履歴とレスポンス履歴の消去

たとえば、本番実行を誤って実行したり、本番実行後にキャンペーンのキャンセルを決定した場合など、コンタクト履歴またはレスポンス履歴のレコードを消去することが必要になる場合があります。

コンタクト履歴とレスポンス履歴を消去すると、データベースからこのデータが完全に削除されます。 消去されたコンタクト履歴とレスポンス履歴は復元できません。 後で復元が必要になる可能性がある場合は、履歴を消去する前にシステムテーブルデータベースをバックアップしておくようにしてください。

すべてのCampaignシステムテーブル間において参照整合性は常に保持されます。 すべてのコンタクト履歴テーブルは同時に書き込まれ、すべてのコンタクト履歴テーブルにおいてコンタクト履歴の消去も同時に行われます。 たとえば、削除したい処理テーブルエントリを参照しているエントリがベースまたは詳細コンタクト履歴テーブル内にあった場合、この処理テーブルエントリを削除することはできません。

コンタクト履歴を消去できるのは、そのユーザに必要な権限があり、そのコンタクト履歴に関連付けられているレスポンス履歴レコードがない場合のみです。 したがって、コンタクト履歴を消去する場合は、関連付けられているレスポンス履歴を消去する必要もあります。

通常の状況では、レスポンスが記録されているコンタクト履歴は削除しないことが推奨されます。 ただし、これらのコンタクト履歴を削除する必要がある場合は、関連付けられているすべてのコンタクト履歴レコードとレスポンス履歴レコードを消去するか、レスポンス履歴レコードのみを消去するか選択できます。