セル名とセルコード

セル名とセルコードは、セルを出力するプロセスと、セルを入力として使用するプロセス間にリンクを構築する際に使用するため重要です。

セルコード

セルコードは、システム管理者が決定した標準形式に従い、一意のコードとして生成されます。 セルコードは編集できるため、フローチャート設定パラメータAllowDuplicateCellCodesが「No」に設定され、セルコードが現在のフローチャート内で一意であることを強制されない限り、セルコードのチェックは行われません。 ターゲットセルスプレッドシート(TCS)の一意性をチェックする機能はありません。 セルコードとセルコードジェネレータの詳細については、『 Campaign管理者ガイド』を参照してください。 IBM Unica Marketingで提供される中央設定パラメータの詳細については、『 IBM Unica Marketing管理者ガイド』を参照してください。

セル名

セル名には、使用できる文字の制約があります。 詳細については、「 特殊文字について」を参照してください。

既定では、セル名はそのセル名を生成するプロセスに基づきますが(たとえば、「Select1」というプロセスからセルが生成される場合、セル名は既定で「Select1」になります)、上書きは可能です。 プロセス名を変更すると、そのプロセス(そのプロセス内、および同じフローチャート内の接続されているダウンストリームプロセスも含む)により生成されるセル名が自動的に変更されます。 セル名を変更した場合、そのセルと、そのセルを入力として使用するダウンストリームプロセス間のリンクにも影響します。

たとえば、Segment1とSegment2の2つの出力セルを生成するセグメントプロセスがあり、これらのセルが2つのメールリストプロセス(Mail List 1とMail List 2)への入力として使用される場合、メールリストプロセスを接続した後セグメントセルの名前を変更した場合にCampaignがどのように新しいセル名を処理するのか、理解しておく必要があります。

次の図は、ダウンストリームメールリストプロセスへの入力となる2つのセルを出力するセグメントプロセスの基本的な例を示しています。