アップグレードの前提条件
IBM® EMM レポートのバージョンをアップグレードするには、その前に、特定のタスクを実行する必要があります。
ReportsSystem 役割を持つユーザー
バージョン 7.x からアップグレードする場合、レポートに関して作業するために適切な権限を持つ IBM® EMM ユーザーを構成する必要があります。 8.x からアップグレードする場合、このユーザーはおそらく既に存在しています。
レポート作成を行うこのユーザーを構成する必要がある場合には、 ReportsSystem 役割を持つユーザーの構成の説明を参照してください。
IBM® Cognos® BI のアップグレード要件
ご使用の IBM® Cognos® BI のバージョンを、インストールしているレポート・パックでサポートされているバージョンにアップグレードする必要があります。 サポートされる IBM® Cognos® BI バージョンについて詳しくは、「Environment Support Matrix 」を参照してください。
このタスクのヘルプについては、IBM® Cognos® BI の資料を参照してください。
Cognos® のアップグレード後、本書のインストールに関する章で説明されている Cognos® 構成タスクを実行してください。
Cognos® モデルおよびレポート・アーカイブのバックアップ要件
IBM® Cognos® BI システムで、以下のタスクを実行します。
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モデル・サブディレクトリーのバックアップ・コピーを作成します。 つまり、IBM® EMM レポート・パッケージ・インストーラーによってインストールされたアプリケーション・モデルを見つけ、モデル・サブディレクトリー全体をコピーしてバックアップを作成します。
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Cognos® Connection の配置仕様エクスポート機能を使用して、アプリケーションのレポート・アーカイブのバックアップを作成します。 Content Store 全体をエクスポートします。
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Cognos® ユーザー・インターフェースから、古いモデルおよびフォルダーを削除します。 これらは、ファイル・ディレクトリー構造や Cognos® Framework Manager から削除しないでください。
追加要件
ご使用の IBM® EMM レポートのバージョンからアップグレードする前に、以下のタスクも実行する必要があります。
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IBM® EMM 統合コンポーネントのアップグレード。
これらのタスクについては、それぞれのセクションで詳しく説明しています。
eMessage レポートの追加要件
eMessage レポートの追加要件について理解するには、eMessage レポートの前提条件を参照してください。