WebLogic における Marketing Platform の配置用ガイドライン

WebLogic アプリケーションに Marketing Platform を配置するときには一連のガイドラインに従う必要があります。

Marketing Platform 製品をサポート対象バージョンの WebLogic に配置する場合、以下のガイドラインを使用してください。

IBM® EMM 製品により、WebLogic が使用するJava™ 仮想マシン (JVM) がカスタマイズされます。JVM 関連のエラーが生じる場合、IBM® EMM 製品専用の WebLogic インスタンスを作成できます。

startWebLogic.cmd ファイルを開き、JAVA_VENDOR 変数に関して、使用している WebLogic ドメイン用に選択された SDK が Sun SDK であることを確認します。

JAVA_VENDOR 変数は Sun に設定されていなければなりません (JAVA_VENDOR=Sun)。JAVA_VENDOR 変数が JAVA_VENDOR に設定されている場合、JRockit が選択されていることを意味します。JRockit はサポートされていないため、選択されている SDK を変更しなければなりません。選択されている SDK を変更するには、BEA WebLogic の資料を参照してください。

Marketing Platform を Web アプリケーションとして配置します。

IIS プラグインを使用するよう WebLogic を構成する場合は、BEA WebLogic の資料を確認してください。

インストール済み環境で非 ASCII 文字をサポートする必要がある場合 (例えば、ポルトガル語や、マルチバイト文字を必要とするロケールの場合) には以下のタスクを実行してください。

1.	WebLogic ドメイン・ディレクトリーの下の bin ディレクトリーにある setDomainEnv スクリプトを編集し、-Dfile.encoding=UTF-8 を JAVA_VENDOR に追加します。

2.	WebLogic コンソールで、ホーム・ページの「ドメイン」リンクをクリックします。

3.	「Web アプリケーション」タブで、「実際のパスのアーカイブを有効にする (Archived Real Path Enabled)」チェック・ボックスにチェック・マークを付けます。

4.	WebLogic を再始動します。

5.	EAR ファイルまたは unica.war ファイルを配置して開始します。

実稼働環境での配置の場合、JVM メモリー・ヒープ・サイズ・パラメーターを 1024 に設定します。そのためには、次の行を setDomainEnv スクリプトに追加します。

Set MEM_ARGS=-Xms1024m -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m