Campaign | partitions | partition[n] | Interact | contactAndResponseHistTracking
これらの構成プロパティーは、Interact コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールの設定を定義します。
isEnabled
説明
yes に設定された場合、Interact コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールが有効になります。このモジュールは、Interact のコンタクト履歴とレスポンス履歴を、Interact ランタイム内のステージング・テーブルから Campaign のコンタクト履歴とレスポンス履歴のテーブルにコピーします。プロパティー interactInstalled も、yes に設定されている必要があります。
デフォルト値
no
有効な値
yes | no
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
runOnceADay
説明
コンタクト履歴とレスポンス履歴の ETL を 1 日 1 回実行するかどうかを指定します。このプロパティを Yes に設定した場合、ETL は preferredStartTime および preferredEndTime で指定されたスケジュール間隔の間に実行されます。
ETL の実行に要する時間が 24 時間を超える場合、しかも、そのために翌日の開始時刻を失した場合、ETL はその日をスキップし、次の日のスケジュールされた時刻に実行されます。例えば、ETL が午前 1 時から午前 3 時までの間に実行されるように構成されており、その処理が月曜日の午前 1 時に開始され、火曜日の午前 2 時に完了した場合、本来は火曜日の午前 1 時にスケジュールされていた次回の実行はスキップされ、次の ETL は水曜日の午前 1 時に開始されます。
ETL スケジューリングでは、夏時間調整の時間変更は考慮されません。例えば、午前 1 時と午前 3 時の間に実行するようスケジュールされた ETL は、DST 変更が発生すると午前 (深夜) 12 時または午前 2 時に実行される場合があります。
デフォルト値
No
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
processSleepIntervalInMinutes
説明
Interact コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールが、Interact ランタイムのステージング・テーブルから Campaign コンタクトおよびレスポンス履歴テーブルへのデータのコピーの間で待つ時間を表す分数。
デフォルト値
60
有効な値
1 以上の任意の整数。
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
preferredStartTime
説明
日次の ETL プロセスを開始する優先時刻。このプロパティは、preferredEndTime プロパティと一緒に使用された場合、ETL を実行する優先時間間隔をセットアップします。ETL は、指定された時間間隔の間に開始され、maxJDBCFetchBatchSize を使用して指定されたレコード数を最大限度として処理します。フォーマットは、HH:mm:ss AM または PM で、12 時間クロックを使用します。
デフォルト値
12:00:00 AM
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
preferredEndTime
説明
日次の ETL プロセスを完了する優先時刻。このプロパティは、preferredStartTime プロパティと一緒に使用された場合、ETL を実行する優先時間間隔をセットアップします。ETL は、指定された時間間隔の間に開始され、maxJDBCFetchBatchSize を使用して指定されたレコード数を最大限度として処理します。フォーマットは、HH:mm:ss AM または PM で、12 時間クロックを使用します。
デフォルト値
2:00:00 AM
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
purgeOrphanResponseThresholdInMinutes
説明
Interact コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールが、対応するコンタクトのないレスポンスをパージするまでの待ち時間を表す分数。これにより、コンタクトをログに記録せずにレスポンスがログに記録されるのが防止されます。
デフォルト値
180
有効な値
1 以上の任意の整数。
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
maxJDBCInsertBatchSize
説明
照会がコミットされるまでの JDBC バッチの最大レコード数。これは、Interact コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールが 1 回の反復で処理する最大レコード数ではありません。各反復で、Interact コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールは、ステージング・テーブルにあるすべてのレコードを処理します。ただし、それらすべてのレコードは、maxJDBCInsertSize 個のチャンクに分割されます。
デフォルト値
1000
有効な値
1 以上の任意の整数。
使用可能性
このプロパティーは、Interact をインストールしてある場合のみ適用可能です。
maxJDBCFetchBatchSize
説明
ステージングデータベースからフェッチする JDBC バッチの最大レコード数。コンタクトおよびレスポンス履歴モジュールのパフォーマンスをチューニングするために、この値を大きくすることが必要な場合もあります。
例えば、1 日に 250 万個のコンタクト履歴レコードを処理するには、1 日のすべてのレコードが処理されるよう、maxJDBCFetchBatchSize を 2.5M より大きい数値に設定する必要があります。
その後、maxJDBCFetchChunkSize および maxJDBCInsertBatchSize の値をより小さい値 (この例では、それぞれ 50,000 と 10,000 など) に設定できます。次の日のレコードも一部が処理される場合がありますが、それらは次の日まで保持されます。
デフォルト値
1000
有効な値
ゼロより大きい任意の整数
maxJDBCFetchChunkSize
説明
ETL (抽出、トランスフォーム、ロード) のときに読み取られるデータの JDBC チャンクサイズの最大数。場合によっては、チャンクサイズを挿入サイズより大きくすると、ETL プロセスの速度が向上することがあります。
デフォルト値
1000
有効な値
ゼロより大きい任意の整数
deleteProcessedRecords
説明
コンタクト履歴とレスポンス履歴のレコードを、処理後に保存するかどうかを指定します。
デフォルト値
Yes
completionNotificationScript
説明
ETL の完了時に実行するスクリプトへの絶対パスを指定します。スクリプトを指定すると、4 つの引数 (開始時刻、終了時刻、処理された CH レコードの合計数、および処理された RH レコードの合計数) が完了通知スクリプトに渡されます。開始時刻と終了時刻は 1970 年以降に経過したミリ秒数を表す数値です。
デフォルト値
なし
fetchSize
説明
ステージングテーブルからレコードを取り出すときの JDBC fetchSize を設定できます。
特に Oracle データベースでは、JDBC が 1 回のネットワークの往復で取り出すレコード数に合わせて、この設定を調整してください。100 K 以上の大きなバッチの場合は、10000 に設定してみます。ここでは、あまり大きな値を使用しないように注意してください。値が大きすぎるとメモリの使用状況に影響が出て、不利益にはならないにしても、利得はごくわずかになります。
デフォルト値
なし
daysBackInHistoryToLookupContact
説明
過去の指定の日数内のレコードに対するレスポンス履歴照会の際に検索されるレコード数を制限します。レスポンス履歴レコードを大量に持つデータベースの場合、これによって、検索期間を指定の日数に限定することで、照会の処理時間を削減できます。
デフォルト値の 0 は、すべてのレコードが検索対象であることを示します。
デフォルト値
0 (ゼロ)