ユーザー・アカウントのプロパティー
このセクションでは、ユーザー・アカウントのプロパティーについて詳しく説明します。
ユーザーがパスワードを忘れた場合
Marketing Platform は、内部ユーザー・パスワードをハッシュ形式で格納しており、これらの格納済みパスワードを平文に復元することはできません。 内部アカウントを持つユーザーがパスワードを忘れた場合は、新規パスワードを割り当てる必要があります。
パスワードのリセット
内部アカウントを持つユーザーは、自分のパスワードを変更できます。それには、元のパスワードを入力し、新規パスワードを入力して確認します。 IBM® EMM 管理者も、必要な場合にはどのユーザーのパスワードでもリセットすることができます。
パスワード有効期限
すべてのユーザーに対するパスワード有効期限を「構成」ページで設定できます。ユーザーに対して (システム全体の有効期限が「満了なし」に設定されていない場合) ユーザーごとに有効期限を設定することもできます。
ユーザー・アカウントのシステムステータス
ユーザーのシステム・ステータスは、「アクティブ」か「無効」のいずれかです。 無効なアカウントのユーザーは、いずれの IBM® EMM アプリケーションにもログインできません。無効なユーザー・アカウントが以前にはアクティブで、1 つ以上のグループのメンバーシップを持っている場合、そのアカウントを再びアクティブにできます。無効なユーザー・アカウントをアクティブにする際、グループ・メンバーシップはそのまま保持されます。
代替ログイン
任意のユーザー・アカウントについて、代替ログインを指定することができます。通常、代替ログインは、Campaign リスナーが UNIX タイプのシステムの root として実行される場合に必要です。
データソース
ユーザーは、一部の IBM® EMM アプリケーションで使用されるデータ・ソースにアクセスする際には適切な資格情報が必要です。 その場合、ユーザー・アカウント・プロパティーに資格情報を入力することができます。
Campaign などの IBM® EMM アプリケーションで作業していて、データ・ソース情報を求めるプロンプトが表示された場合、IBM® EMM アプリケーションは、この情報を Marketing Platform データ・ストアに格納します。これらのデータ・ソースは、IBM® EMM インターフェースを使用して作成されていない場合でも、Marketing Platform でユーザーのデータ・ソース・リストに表示されます。