インストール・タイプ
IBM® EMM インストーラーによって、以下のタイプのインストールが実行されます。
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新規インストール: インストーラーを実行して、IBM® EMM 製品がこれまでにインストールされたことがないディレクトリーを選択する場合、インストーラーは自動的に新規インストールを実行します。
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アップグレード・インストール: インストーラーを実行し、 バージョンの IBM® EMM 製品がインストールされているディレクトリーを選択すると、インストーラーは自動的にアップグレード・インストールを実行します。インストーラーによってデータベースが自動的に更新される製品の場合、アップグレード・インストールで新規テーブルが追加されますが、既存のテーブル内のデータは上書きされません。
インストーラーによってデータベースが自動的に更新される製品の場合、データベースにテーブルが存在するとインストーラーはテーブルを作成しないので、アップグレード中にエラーが発生する可能性があります。こうしたエラーは無視しても構いません。詳細はアップグレードに関する章を参照してください。
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再インストール: インストーラーの実行時に、同じ バージョンの IBM® EMM 製品がインストールされているディレクトリーを選択した場合、インストーラーは既存のインストールを上書きします。既存の任意のデータを保持するには、再インストールする前に、インストール・ディレクトリーとシステム・テーブル・データベースをバックアップしておきます。
通常、再インストールは推奨されません。