すべての IBM® EMM 製品のアップグレード前提条件
任意の IBM® EMM 製品をアップグレードするには、『インストールの準備』という章の前提条件にリストされているすべての前提条件を満たしていなければなりません。
加えて、このセクションにリストされている前提条件も満たす必要があります。
以前のインストールで生成された応答ファイルの削除
インストーラーを実行して 8.6.0 より前のバージョンからアップグレードする前に、以前のインストールで生成された応答ファイルすべてを削除しなければなりません。
古い応答ファイルは 8.6.0 以降のインストーラーとは互換性がありません。インストーラーの動作と応答ファイルの形式に変更が加えられたためです。
古い応答ファイルを削除しないと、インストーラーを実行する際にインストーラー・フィールドに間違ったデータが事前に取り込まれてしまったり、インストーラーによって一部のファイルがインストールできなかったり、構成ステップがスキップされてしまったりする可能性があります。
応答ファイルの名前は installer_<product><version>.properties ですが、installer.properties という名前の IBM® インストーラー自体のファイルは除きます。 ユーザーがインストール時に指定したディレクトリーに、これらのファイルが作成されます。デフォルトの場所はユーザーのホーム・ディレクトリーです。
ユーザー・アカウント要件 (UNIX のみ)
UNIX の場合、製品をインストールしたのと同じユーザー・アカウントでアップグレードを実行しなければなりません。
32 ビット・バージョンから 64 ビット・バージョンへのアップグレード
IBM® EMM 製品を 32 ビット・バージョンから 64 ビット・バージョンに移行する場合、以下の条件を満たしていることを確認してください。
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知識要件
これらの説明では、アップグレードを実行するユーザーが以下の分野について理解していることを前提としています。
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IBM EMM インストーラーの動作 で説明されている IBM® インストーラーの基本機能
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全般的な IBM® EMM 製品機能とコンポーネント (ファイル・システムの構造も含みます)
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Contact Optimization のアップグレード順序
Contact Optimization のインストール
Contact Optimization アップグレード・シナリオ