Contact Optimization バージョン 8.5.0 以降からのアップグレード
Contact Optimization 8.5.0 以降からのインプレース・アップグレードを実行できます。
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Contact Optimization バージョン 8.5.0 より前のバージョンからのアップグレードはありません。 以前のバージョンの Contact Optimization からアップグレードする必要がある場合、まずバージョン 8.5.0 または 8.6.0 へアップグレードし、その後 9.0.0 へアップグレードします。
Contact Optimization 8.5.0 以降の Contact Optimization セッションは新しいバージョンの Contact Optimization にマイグレーションする必要はありません。
Contact Optimization をアップグレードする前に、以下の情報を収集してください。
Marketing Platform 情報
それぞれの IBM® EMM 製品のインストール・ウィザードは、製品を登録するために Marketing Platform システム・テーブル・データベースと通信できなければなりません。
新しい場所でインストーラーを実行する都度、Marketing Platform システム・テーブル・データベース用に以下のデータベース接続情報を入力する必要があります。
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Marketing Platform データベースの JDBC 接続 URL。指定された値に基づいてインストーラーは接続 URL を提供しますが、その URL が正しいことを確認してください。
例えば、SQL サーバーの場合、JDBC 接続 URL の形式は以下のとおりです。
jdbc:sqlserver://your_db_host:your_db_port;databaseName=your_db_name
データベースまたはスキーマの作成時にこの情報は取得済みです。
Campaign 情報
Contact Optimization のインストール・ウィザードでは、Campaign システム・テーブル・データベースと通信して Contact Optimization テーブルを作成する必要があります。インストーラーがデータベース表をセットアップして Contact Optimization を適切に構成できるようにするには、インストールに関する以下の情報を収集しなければなりません。
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Campaign データベースが Unicode 用に構成されているかどうか。
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Campaign データベース・タイプ。
データベース・タイプが IBM® DB2®UNIX システム上にインストールされている場合には、DB2® インスタンス・パスも指定する必要があります。
データベース・タイプが Oracle の場合、Oracle ホーム・ディレクトリーも指定しなければなりません。
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Campaign データベース・ホスト名。
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Campaign データベース・ポート。
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Campaign データベース名。
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Campaign データベース・アカウントのユーザー名とパスワード。
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Campaign データベースの JDBC 接続 URL。指定された値に基づいてインストーラーは接続 URL を提供しますが、その URL が正しいことを確認してください。
例えば、SQL サーバーの場合、JDBC 接続 URL の形式は以下のとおりです。
jdbc:sqlserver://your_db_host:your_db_port;databaseName=your_db_name
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Campaign Web アプリケーション・サーバーがインストールされているシステムの名前。
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Campaign アプリケーション・サーバーが listen するポート。SSL を実装する予定の場合、SSL ポートについて情報を取得します。
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CAMPAIGN_HOME へのパス。
Contact OptimizationCampaign を別々のシステムにインストールする場合、Campaign インストールの Campaign ディレクトリーを Contact Optimization をホストするシステムのネットワーク・ドライブとしてマウントする必要があります。bin ディレクトリーの svrstop ユーティリティーは、Contact Optimization ホスト上の権限で実行する必要があります。 CAMPAIGN_HOME を、Campaign インストール・ディレクトリーへの完全修飾パスで定義します。
新しいバージョンの Contact OptimizationAlgorithmTuning カテゴリーには、最適化アルゴリズムを調整するための新しい構成プロパティーが備えられています。これらの構成プロパティーは、Campaign をアップグレードすると追加されます。最高のパフォーマンスを得るために Contact Optimization インストールを調整する必要がなければ、これらのプロパティーの変更は不要です。インストールの調整について詳しくは、「IBM® Contact Optimization ユーザー・ガイド」と「IBM® Contact Optimization トラブルシューティング・ガイド」を参照してください。
1.
Contact Optimization リスナーを停止します。
2.
新しい IBM® EMM インストーラーをするには、 Contact Optimization を選択します。
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以前の Contact Optimization インストール・ディレクトリーを選択します。例えば、C:¥IBM¥Optimize
プロンプトが表示されたら、「自動データベース・セットアップ」を選択します。
3.
Contact Optimization リスナーを始動します。
最新バージョンの Contact Optimization の場合、ACOServer スクリプトには Contact Optimization リスナーを始動および停止するオプションが備えられています。このスクリプトは、Contact Optimization インストールの bin ディレクトリーにあります。
Windows の場合: ACOserver.bat start
UNIX の場合: ACOserver.sh start
4.
セッション・レベルの拡張設定を使用しているすべての Contact Optimization セッションで、以下のステップを実行します。
a.
Contact Optimization セッションのセッション・レベル拡張設定を編集します。
b.
設定を保存することにより、現行の最適化セッションのセッション・レベル拡張設定がアップグレード中に確実に保持されます。 拡張設定を保存しない場合、ContinueOnGenerationLoopErrorFalse に設定されているかのように、または ContinueOnGenerationLoopErrorTrue に設定されているかのように振る舞う可能性があります。