プロジェクトの正常性のモニターについて

プロジェクトのライフサイクル・ステージを示すステータスに加えて、IBM® Marketing Operations はプロジェクトの正常性ステータスを計算します。プロジェクトは、以下の正常性ステータスのいずれかになります (システム管理者はインストール済み環境でこれらの名前を変更できます)。

正常

警告

重大

不明

プロジェクトの全体的な正常性を客観的に評価するために、Marketing Operations はプロジェクト・データを重要業績評価指標 (KPI) のしきい値と比較します。例えば、あるプロジェクトで、タスク期限超過 0% およびマイルストーン期限超過 0% は「正常」です。しかし、プロジェクトのタスクが 5% を超過した場合、またはマイルストーンが 3% を超過した場合、そのプロジェクトは「重大」になります。

システム管理者は、KPI を使用して、この計算のルールを定義します。ルールは、特定のプロジェクト・テンプレートと関連付けられます。また、それらのテンプレートを使用するプロジェクトにも関連付けられます。

システムは、プロジェクトの正常性ステータスを毎日自動的に計算し、1 日を通して周期的に計算を更新します。また、必要に応じて、正常性ステータスの計算を手動で開始できます。

プロジェクトの正常性ステータスを確認するには、以下の手順を実行できます。

毎日のステータスに関する日次 E メール通知を購読します。 E メールでプロジェクトの正常性ステータスの更新を受け取るにはを参照してください。

「操作」>「プロジェクト」をクリックし、プロジェクト・リストを表示します。「プロジェクトの正常性 (Project Health)」列には、直近の自動周期更新で計算されたステータスが表示されます。

プロジェクトの詳細情報を表示し、その「正常性ステータス」タブをクリックします。このタブをクリックすると、システムはプロジェクトの正常性ステータスを自動的に更新します。ただし、Marketing Operations の他の場所に表示される値は更新されません。

正常性ステータス・ポートレットをダッシュボードに追加します。Marketing Operations IBM Cognos レポート・ポートレットを参照してください。

分析しやすくするため、1 カ月以内またはトレンド期間内で異なるプロジェクトに対して計算された正常性ステータスの比較にレポートを使用できます。複数オブジェクトのレポートを参照してください。