「計算」属性タイプ
計算属性は、指定の式に基づいて値が計算される読み取り専用フィールドです。
計算属性が含まれているフォームを保存する場合、IBM® Marketing Operations により式が検査され、それらが有効であることが確認されます。
計算属性には、以下の追加の基本オプションがあります。
式の構文
以下の 2 項演算を実行できます。
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任意の数のコンマ区切りオペランドについて、以下の演算を実行できます。
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合計: 例えば、Sum(Salary, 1000, Bonus)
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平均: 算術平均 (例えば、Avg(BudgQtr1, BudgQtr2, BudgQtr3))
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最小: 最小値を選択します (例えば、Min(IQ, 125))
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最大: 最大値を選択します (例えば、Max(Sale1, Sale2, Sale3, Sale4))
オペランドは、以下のいずれかになります。
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計算属性の例
「給与 (Wages)」フォームに以下の通貨フィールドが含まれているとします。「基本給 (BaseSalary)」「ボーナス」「保険」、および「連邦税 (FedTax)」「手取り (Net pay)」という名前の計算フィールドを作成し、そのフィールドに次の式を入力できます。BaseSalary+Bonus-FedTax-Insurance
避けるべき例
ある計算フィールドを別の計算フィールド内で参照することができるので、無限に反復しないよう注意してください。例えば、以下の属性を持つフォームを考えてみてください。
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給与: 整数または金額の属性
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歩合 (Commission) = 給与 + (ボーナス * 0.10)
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ボーナス = (歩合 * 0.5) + 1000
「歩合 (Commission)」「ボーナス」の属性は相互に参照し、システムが値の計算を試みると無限ループになります。
グリッド属性の例
計算フィールドは、フォームだけでなく、グリッドにも使用できます。単純な例として、グリッドに単位と単位あたりのコストの列が含まれている場合は、グリッドの列を作成し、合計コスト Units * CostPerUnit を表すことができます。