プロジェクト役割
プロジェクト役割は、プロジェクトに参加するユーザー、またはプロジェクト要求を作成するユーザーの職務を表します。テンプレート開発者は、各プロジェクト・テンプレートの「プロジェクト役割」タブで、適切な役割のリストを作成します。その後、セキュリティー・ポリシーの構成時にテンプレートを選択すると、テンプレートのプロジェクト役割が他のアクセス役割と一緒に表示されます。このようにして、システム役割、オブジェクト役割、セキュリティー役割のほかに、プロジェクト役割に基づいて、異なるテンプレートに異なる権限を構成することができます。
さらに、各テンプレートで、異なるタブ (カスタム・タブとデフォルト・タブの両方) に異なる権限を構成することができます。例えば、あるプロジェクト役割の参加者に対して、ワークフローの表示権限だけを設定し、編集権限は設定しない場合などが考えられます。または、各プロジェクトについて「会計」という名前の付いたプロジェクト役割に参加するユーザーに対してのみ、その他のアクセス役割には関係なく、「予算」タブの編集を許可する場合も考えられます。
プロジェクト役割に基づいたテンプレート・タブのカスタム・セキュリティーは、必要に応じて無効にすることができます。その場合、「設定」>「構成」>「Marketing Operations」>「umoConfiguration」の下にある customAccessLevelEnabled という初期化パラメーターを false に設定します。