フォームのローカライズ
所属する組織で複数の言語がサポートされている場合は、フォームを複数の言語で使用できるようにして、ユーザーが自分の言語でフォームを処理できるようにすることが可能です。フォームのローカライズは、そのフォームをエクスポートした後、サポートする必要があるロケールごとにプロパティー・ファイルを作成することにより行います。
フォームをエクスポートする際に、IBM® Unica® Marketing Operations により、フォーム・アーカイブ zip ファイルが作成されます。この中には、使用するロケールのフォームのフォーム・プロパティー・ファイルが含まれます。所属する組織でサポートされるロケールごとにプロパティー・ファイルのコピーを作成し、グループ名、フィールド名、説明、およびヘルプのヒントを各ロケールの該当する言語に翻訳することができます。フォームでルックアップ・テーブルが使用される場合に、データベースにルックアップ・テーブルのローカライズされたバージョンが含まれているときは、そのロケールの正しいルックアップ・テーブルを参照するように、ロケールのプロパティー・ファイルを編集することができます。
プロパティー・ファイル名
プロパティー・ファイル名は、次のような形式にする必要があります。
<form_name>_<locale>.properties
ここで、<form_name> はフォームの名前、<locale> はロケール・コードです。認識されるロケール・コードは、以下のとおりです。
プロパティー・ファイルの例
columngroup.group1.header=group1
columngroup.group1.description=first group
columngroup.offer.header=offer
columngroup.offer.description=second group
columngroup.offer2.header=offer
columngroup.offer2.description=third group
column.business_unit_id.label=Business Unit
column.business_unit_id.message= Business Unit is a mandatory field
column.business_unit_id.helptip= Business Unit is used for
column.init_type_id.label= Initiative Type
column.init_type_id.message= Initiative Type is a mandatory field
column.offer_codes.label=Offer Code(s)
column.effective_date.label=Effective Date
column.drop_date.label=Drop Date
column.business_unit_id.lookuptable=lkup_business_unit
tvccolumngroup.group1.header=group1
tvccolumngroup.group1.description=group1 description
tvccolumngroup.group1.helptip=group1 helptip
tvccolumn.tvc_not_used_ref_1.label=Single Marketing Object
編集によるフォームのローカライズ
ロケールのフォームのローカライズは、そのロケールを自分のデフォルト・ロケールとして使用するユーザーがフォームを開き、手動で名前と説明を編集することによっても行うことができます。ユーザーがフォームを保存すると、Marketing Operations により、ユーザーが入力した翻訳が保存され、それらの翻訳がそのデフォルト・ロケールを使用する他のユーザーに対して表示されます。しかし、このプロセスには時間がかかるため、これは通常、フォームの数とサポートされるロケールの数が少ない場合にのみ推奨されます。
IBM® Unica® Marketing Operations による使用するプロパティー・ファイルの決定方法
ユーザーがフォームを表示する場合、Marketing Operations は、プロパティー・ファイルが存在する以下のリスト内で最初のロケールのプロパティー・ファイルを使用します。
1.
2.
3.
フォームをローカライズする方法