イベント・パターンを追加するには
「対話式チャネル」ページの「イベント」タブでは、訪問者のアクティビティーと動作のパターンを識別するイベント・パターンを定義したり、それらのパターンが識別された場合に特定アクションを実行したりする機能が提供されています。
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リセット期間は、パターンの状態がリセットされるまでに、パターンの状態が True (つまり、特定の訪問者の対話のイベント・パターンが満たされている状態) を維持する期間を示します。リセット期間を過ぎると、イベント・パターンが再び True と見なされるには、その前にイベント・パターンの条件を再び満たす必要があります。 リセット期間のデフォルト設定は 1 日です。
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「すべて一致」。イベント・パターンを満たすには、下で指定するすべてのイベントがまず生じる必要があります。このオプションを選択すると、「選択したイベント」リストに 1 つ以上のイベントを追加できるようになります。
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「カウンター」。テストとして使用する 1 つのイベントを指定できますが、イベント・パターンを満たすには、まず指定の回数このイベントが生じる必要があります。例えば、訪問者が拒否イベントを 10 回生成したり、訪問者がコンタクトを 1 回要求したりすることを必要条件にできます。このオプションを選択した場合、「選択したイベント」リストに追加できるのは 1 つのイベントだけです。
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「重みづけカウンター」。イベント・パターンを満たすには、選択したイベントの合計スコアがまず指定の合計に達する必要があることを指定できます。このオプションを指定すると、「選択したイベント」リストに複数のイベントを追加できます。しかし、イベント・パターンが満たされるために必要なのは、(「すべて一致」の場合のように) 各イベントが発生することではなく、どのような組み合わせにせよ、指定された回数だけ、まずイベントが発生することです。
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再セグメンテーションのトリガー。 ランタイム環境で、訪問者のセッションの現行データを使用して、対話式チャネルに関連付けられている現在のオーディエンス・レベルのすべての対話式フローチャートを再び実行します。
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意味のある新規データがランタイム・セッション・オブジェクトに追加された後、顧客を新規セグメントに配置します。 意味のある新規データとは、例えば、Interact API からの要求 (オーディエンスの変更など) の新規データや、顧客アクション (お気に入りリストまたはショッピング・カートへの新規項目の追加など) の新規データなどです。
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オファー・コンタクトをログに記録。 ランタイム環境で、データベース・サービスについて勧められたオファーにフラグを付けて、そのオファーをコンタクト履歴に記録します。
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Interact が訪問者に提示したオファーの処理コードをタッチポイントが戻さない場合、ランタイム環境は、勧められるオファーの最新リストをログに記録します。
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オファー承認をログに記録。 ランタイム環境で、データベース・サービスについて選択されたオファーにフラグを付けてレスポンス履歴に記録します。
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オファー拒否をログに記録。 ランタイム環境で、データベース・サービスについて選択されたオファーにフラグを付けてレスポンス履歴に記録します。
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ユーザー式のトリガー式アクション とは、Interact マクロを使用して定義できるアクションのことです。 これには、関数、変数、および演算子が含まれます (EXTERNALCALLOUT を含む)。 任意のプロファイル属性に式の戻り値を代入することができます。
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イベントのトリガー。 「イベントのトリガー」アクションを使用して、このアクションによってトリガーするイベントの名前を入力することができます。 既に定義されているイベントを入力すると、そのイベントがこのアクションの実行時にトリガーされます。 入力するイベント名が存在しない場合、このアクションにより、指定されたアクションでそのイベントが作成されるようになります。
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「保存して戻る」をクリックして「イベント・パターン」ダイアログを閉じるか、「保存して他を追加」をクリックして、イベント・パターンを保存して新しいイベント・パターンを作成します。
作成が済むと、イベント・パターンは設計環境で使用できるようになり、対話フローチャートの「選択」、「決定」、「セグメントへのデータ挿入」の各プロセス・ボックス、およびバッチ・フローチャートの「対話リスト」プロセス・ボックスに表示されます。これらのフローチャート・プロセスでは、イベント・パターンが識別されたときに、定義されているアクションが実行され、訪問者に適切なオファーが表示されるように照会を定義できます。