Interact 実装の計画
Interact 実装の設計にはいくつかのコンポーネントの調整が必要です。以下の例では、適切な Interact 実装を設計するために、答えを出す必要があるさまざまな問いをまとめる 1 つの方法を提案します。これらの問いは対話構成の設計に関するものです。
実装設計の最初のステップは、顧客とどのようにどこで対話するかを問いかけることです。この問いの答えはほぼ無限にあります。Web サイト、対話式音声応答 (IVR) システム、または販売時点管理 (POS) システムとの統合を考えていますか? サイト・ナビゲーションに基づいてバナー広告を表示するか、以前の選択内容に基づいて追加選択リストを表示するか、あるいは現在の購入内容に基づいて節約クーポンを表示しますか? ほとんどのタッチポイントには対話で使用できる複数の場所があるため、この問いかけを数回行う必要がある可能性があります。
Interact を使用して行う内容が分かったら、どの構成コンポーネントを作成する必要があるかを定義する必要があります。どのインタラクション・ポイントとイベントを作成する必要があるかは、タッチポイント管理者と連携して定義する必要があります。また、提示するオファー、顧客をセグメント化する方法、および使用するサンプリング、統合、またはトラッキングも考える必要があります。これらの問いに対する答えは、プロファイル・データベースに作成する必要がある情報の定義に役立ちます。同時に、オファー提示を微調整できるように、共通の目的を果たすためのゾーンにインタラクション・ポイントを分ける方法を考える必要があります。
実装できるオプション機能がいくつかあります。例えば、オファーの非表示、学習、個々のオファーの割り当て、およびスコア・オーバーライドなどです。これらの機能のほとんどで特定のデータベース表が必要であり、設計環境での構成はほとんどあるいはまったく必要ありません。これらの機能について詳しくは、「Interact 管理者ガイド」を参照してください。
パフォーマンスは Interact の不可欠な部分であるため、顧客のセグメント化に必要なデータを考える必要があります。データベースからデータが取得されるたびにパフォーマンスに影響を与えるため、ランタイム環境のために提供する情報は慎重に設計する必要があります。顧客データの設計および維持について詳しくは「Interact 管理者ガイド」を参照してください。