対話式フローチャートの管理
すべての対話式フローチャートを実行するには、少なくとも 1 つのスレッドが必要です。稼働中のシステムをモニターし、すべての対話式フローチャートに対して十分なスレッドがあるかを確認することができます。JMX コンソールを使用して、com.unicacorp.interact.flowchart にある CurrentJobsInProcessBoxQueue および CurrentJobsInSchedulerQueue の JMX 統計情報をモニターします。ロードのピーク時でもゼロになっていることが理想的で、それはフローチャート実行の要求に対応するための十分なスレッドがあることを意味します。
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対話式フローチャートで使用するスレッドの数によって、これらのキューを制御できます。IBM® EMM にあるフローチャート・スレッド・プールのサイズを Interact > flowchart で、Interact ランタイム用に設定します。
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maxNumberOfFlowchartThreads を少なくとも Interact クライアントで予想される同時ユーザーの最大数に設定します。例えば、同時ユーザーの最大数が 50 で、セグメンテーションへのそれぞれの呼び出しが 1 つのフローチャートで実行される場合、maxNumberOfFlowchartThreads を 50 に設定します。
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maxNumberOfProcessBoxThreads をフローチャート内の同時パスの平均数およびフローチャートが CPU 制約か入出力制約かに基づいて設定します。少なくとも maxNumberOfFlowchartThreads に等しくなるようにします。例えば、フローチャート内の同時パスの平均数が 2 で、すべての処理ボックスが CPU 制約の場合、maxNumberOfProcessBoxThreads2*maxNumberOfFlowchartThreads に設定します。処理ボックスが入出力制約されている場合 (処理ボックスが「選択」または「スナップショット」処理などのデータベースのルックアップまたは書き込みを行う場合など)、その数値はより大きい値に設定する必要があるかもしれません。
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minNumberOfFlowchartThreadsmaxNumberOfFlowchartThreads に等しくなるように設定します。同様に、minNumberOfProcessBoxThreadsmaxNumberOfProcessBoxThreads に等しくなるように設定します。