ステップ: JDBC ドライバー用に Web アプリケーション・サーバーを構成する

Marketing Platform で必要な JDBC 接続用の正しい JAR ファイルを入手する必要があります。また、Marketing Platform の配置場所となる予定の Web アプリケーション・サーバーのクラスパスに、このファイルの場所を追加する必要があります。

IBM® EMM 製品を配置する予定のすべての Web アプリケーション・サーバーで、この手順を実行します。

「IBM® Marketing Platform 推奨されるソフトウェア環境と最小システム要件」の資料の説明に従って、IBM® EMM でサポートされる最新のベンダー提供タイプ 4 JDBC ドライバーを入手します。

Marketing Platform を配置する予定のサーバー上にこのドライバーが存在しない場合は、それを入手し、そのサーバーでアンパックします。スペースを含まないパスでドライバーをアンパックします。

データ・ソース・クライアントがインストールされているサーバーからドライバーを入手する場合は、IBM® がサポートしている最新のバージョンであることを確認してください。

以下の表は、IBM® EMM システム・テーブルでサポートされるデータベース用のドライバー・ファイルの名前をリストしています。

データベース	ファイル
Oracle	ojdbc6.jar
DB2®	db2jcc.jar db2jcc_license_cu.jar - V9.5 以上では不要
SQL Server	バージョン 3.0 以上の SQL Server ドライバーを使用する必要があります。使用するこのドライバーの正確なバージョンについては、「IBM® EMM 推奨されるソフトウェア環境と最小システム要件」を参照してください。 sqljdbc.jar

Marketing Platform の配置場所となる予定の Web アプリケーション・サーバーのクラスパスに、ファイル名を含むドライバーの絶対パスを追加します。

サポートされるすべてのバージョンの WebLogic で、環境変数が構成される WebLogic_domain_directory/bin ディレクトリーの setDomainEnv スクリプトにクラスパスを設定します。正しいドライバーを Web アプリケーション・サーバーで確実に使用するためには、ドライバー項目をクラスパス・リストの値の最初の項目 (既存のすべての値より前) にする必要があります。以下に例を示します。

UNIX™

CLASSPATH="/home/oracle/product/11.0.0/jdbc/lib/ojdbc6.jar:
${PRE_CLASSPATH}${CLASSPATHSEP}${WEBLOGIC_CLASSPATH} 
${CLASSPATHSEP}${POST_CLASSPATH}${CLASSPATHSEP}${WLP_POST_CLASSPATH}"
export CLASSPATH

Windows™

set CLASSPATH=c:¥oracle¥jdbc¥lib¥ojdbc6.jar;%PRE_CLASSPATH%;
%WEBLOGIC_CLASSPATH%;%POST_CLASSPATH%;%WLP_POST_CLASSPATH%

サポートされるすべてのバージョンの WebSphere® では、次のステップで Marketing Platform の JDBC プロバイダーをセットアップするときに、クラスパスを設定します。

インストーラーを実行するときに、このパスを入力する必要があるため、Marketing Platform データベース情報チェックリストにこのデータベース・ドライバーのクラスパスを書き留めます。

Web アプリケーション・サーバーを再始動して、行った変更を有効にしてください。

始動時にコンソール・ログをモニターして、クラスパスにデータベース・ドライバーのパスが含まれていることを確認してください。