複数の Interact ランタイム・サーバーについて
単一のサーバー・グループ内にあるすべての Interact ランタイム・サーバーは、ランタイム・テーブル、プロファイル・テーブル、および学習テーブルで同じスキーマを使用する必要があります。
最高のパフォーマンスを得るために、それぞれの実稼働 Interact サーバー・グループを専用の Marketing Platform のインスタンスと共にインストールします。 ただし、これは厳格な要件ではありません。 一般的な規則として、次の例で示すように、同じサーバー・グループ内の Interact ランタイム・サーバーは、Marketing Platform の同じインスタンスを使用する必要があります。
1.
Marketing Platform および Interact ランタイムを最初のサーバーにインストールして構成し、それらが適正に構成されて作動していることを確認します。
2.
Interact ランタイムだけを 2 番目のサーバーにインストールします。 最初のサーバーで Marketing Platform インストールに使用したものと同じ Marketing Platform データ・ソースの詳細と資格情報を提供します。 これにより、2 番目の Interact サーバーが Marketing Platform の同じインスタンスを使用するように登録されます。
3.
2 番目のサーバーに、Interact ランタイム .WAR ファイルを配置します。
4.
2 番目のサーバーに Interact ランタイムが配置されて、正常に実行されていることを確認します。
5.
Interact 設計時構成の中の単一サーバー・グループに、最初の Interact ランタイム・サーバーと 2 番目のサーバーの URL を使用します。
要求されてはいませんが、Interact ランタイム・サーバーごとに Marketing Platform の固有インスタンスをインストールすることや、ランタイム・サーバーのサブセットをサポートする Marketing Platform の複数のインスタンスをインストールすることもできます。 例えば、サーバー・グループ内に 15 のランタイム・サーバーが含まれる場合、合計で 3 つの Marketing Platform のインスタンスについて、 それぞれ 5 つのランタイム・サーバーが 1 つの Marketing Platform のインスタンスにレポートを送るようにします。
複数の Marketing Platform のインスタンスを持つことを計画している場合は、所定のサーバー・グループで、汎用の Interact 構成が Marketing Platform のすべてのインスタンスと適合する必要があります。 各サーバー・グループで、すべての Marketing Platform のインスタンスに対して、同じランタイム・テーブル、プロファイル・テーブル、および学習テーブルを定義する必要があります。 同じサーバー・グループに属するすべての Interact サーバーは、同じユーザー資格情報を共有する必要があります。 Interact サーバーごとに別個の Marketing Platform インスタンスがある場合、それぞれに同じユーザーおよびパスワードを作成する必要があります。
テスト環境をインストールする場合、複数の Interact ランタイム・サーバーが同じマシン上にあるときには、以下のようにします。
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Interact ランタイム・サーバーのインスタンスは、別個の Web アプリケーション・インスタンス内になければなりません。
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同じマシン上で稼働している Interact サーバー用に JMX モニターを構成する場合、各 Interact ランタイム・サーバーの JMX モニターを構成して、異なるポートとインスタンス名が使用されるようにする必要があります。 Web アプリケーション・サーバーの開始スクリプトで JAVA_OPTIONS を編集して、次のオプションを追加します。