ランタイム環境に対するアップグレード・ツールの実行
アップグレード・ツールを実行する前に、ターゲット・システムで Web アプリケーション・サーバーを始動しておきます。
アップグレード・ツールを実行して、ランタイム・テーブル、学習テーブル、コンタクト履歴テーブル、レスポンス履歴テーブル、およびユーザー・プロファイル・テーブルの Interact テーブルを更新する必要があります。
最新バージョンのアップグレード・ツールは、Interact ランタイム環境インストールの下の /tools/upgrade ディレクトリーにあります。 対象のバージョンがリストされていない場合、入手可能な最新バージョンを使用してください。 要求される情報をプロンプトで入力し、新規バージョンの Interact のテーブルをアップグレードします。 ツールが正常に完了したら、アップグレード・プロセスは完了です。
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ツールの実行は、次の順序で行う必要があります。
1.
aciUpgradeTool_runtab を実行して、systemTablesDataSource および Interact ランタイム構成プロパティーを更新します。
2.
組み込み学習を使用する場合のみ、aciUpgradeTool_lrntab を実行して learningTablesDataSource を更新します。
3.
クロスセッション・レスポンス・トラッキングを使用する場合のみ、必要に応じて /tools/upgrade/conf/ACIUpgradeTaskList_crhtab.properties を変更し、aciUpgradeTool_crhtab を実行して contactAndResponseHistoryDataSource を更新します。
ACIUpgradeTaskList_crhtab.properties ファイルの変更が必要なのは、Interact バージョン 8.x からアップグレードを行っており、Interact ランタイムのデータ・ソース (Interact | 全般 | contactAndResponseHistoryDataSource 構成プロパティーで指定される) が Campaign システム・テーブルのデータ・ソースと同じでない場合だけです。 プロパティー・ファイルには、この状況で必要な 3 つの設定を有効にするための指示が含まれています。
4.
scoreOverride または defaultOffers テーブルを使用する場合のみ、aciUpgradeTool_usrtab を実行して prodUserDataSource を更新します。
ランタイム環境のアップグレード・ツールを実行するために必要な情報