スコア・オーバーライド・テーブル
スコア・オーバーライド・テーブルが実稼働プロファイル・データベースに存在している必要があります。サンプルのスコア・オーバーライド・テーブル UACI_ScoreOverride は、プロファイル・データベースに対して aci_usertab SQL スクリプトを実行することで作成できます。aci_usertab SQL スクリプトは、ランタイム環境のインストール・ディレクトリー内の ddl ディレクトリーにあります。
各行に AudienceID フィールド、OfferCode1 フィールド、および Score フィールドを定義する必要があります。その他のフィールドの値は、個別オファーの割り当てをさらに制約したり、組み込み学習のためのスコア・オーバーライド情報を指定したりするオプションです。
(必須) この列の名前は、Campaign のオーディエンス ID を定義している列の名前と一致する必要があります。aci_usertab DDL ファイルによって作成されたサンプル・テーブルでは、この列は CustomerID 列として作成されます。 オーディエンス ID が複数の列から構成されている場合、それらの列をこのテーブルに追加できます。各行には、個別オファー、例えば customer1 が割り当てられたオーディエンス ID が含まれている必要があります。 最良のパフォーマンスを得るには、この列でインデックスを作成してください。
0 または null (または 1 以外の数) に設定されている場合、オファーがオファーの候補リストに存在する場合にのみオファーに対してデータを使用します。通常、スコア・オーバーライドを指定するには 0 を使用します。セル・コードを指定する必要があります。
1 に設定されている場合、オファーがオファーの候補リストに存在しなければ、このオファーに対してスコア・データを使用するだけでなく、このオファーをリストに追加します。通常、個別オファーの割り当てを指定するには 1 を使用します。
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EnableStateID2 の場合、この列は処理ルールの拡張オプションの「次の式が TRUE の場合は、このルールを対象と見なす」オプションと同じように機能し、このオファーの割り当てが制約されます。この列にはブール式が含まれる必要があり、このオファーが組み込まれるために TRUE に解決される必要があります。
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EnableStateID3 の場合、この列は処理ルールの拡張オプションの「次の式をマーケティング・スコアとして使用する」オプションと同じように機能し、このオファーが制約されます。この列には、数値に解決される式が含まれる必要があります。
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EnableStateID1 の場合、Interact ではこの列の値は無視されます。
OverrideTypeID が 0 または null の場合、セル・コードを指定する必要があります。セル・コードが含まれない場合、ランタイム環境ではこの行のデータは無視されます。
OverrideTypeID が 1 の場合、この列にセル・コードを指定する必要はありません。セル・コードを指定しない場合、ランタイム環境では、レポート目的でこのオーディエンス・レベルおよびテーブルに対して DefaultCellCode プロパティーで定義されたセル・コードが使用されます。
この列の値は Predicate 列の動作を定義します。
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1 - Predicate 列を使用しません。
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2 - オファーをフィルターに掛けるブールとして Predicate を使用します。処理ルールの「次の式が TRUE の場合は、このルールを対象と見なす」拡張オプションと同じルールに従います。
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3 - マーケティング担当者のスコアを定義するために Predicate を使用します。処理ルールの「次の式をマーケティング・スコアとして使用する」拡張オプションと同じルールに従います。
この列は組み込み学習に影響を与えるためにのみ使用されます。aci_scoringfeature DDL を使用するとこの列を追加できます。
この列は組み込み学習に影響を与えるためにのみ使用されます。aci_scoringfeature DDL を使用するとこの列を追加できます。