候補オファーのリストの生成
候補オファーのリストの生成には 2 つの主なステージがあります。最初のステージでは、顧客に対して適格である可能性のあるすべてのオファーのリストが生成されます。2 番目のステージでは、顧客に対して適格ではないオファーがすべてフィルターで除去されます。両方のステージには、候補オファー・リストの生成に影響を与えることができる個所がいくつかあります。
以下の図は、候補オファー・リスト生成のステージを示しています。矢印は優先順位の順序を示します。例えば、オファーがオファー提示の最大回数フィルターを通過しても、グローバル・オファーの取り込みルール・フィルターを通過しない場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。
候補オファー・リスト生成のステージ
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グローバル・オファーの割り当て - グローバル・オファー・テーブルを使用して、オーディエンス・レベルによってグローバル・オファーを定義できます。
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処理ルール - 対話方法タブを使用して、インタラクション・ポイントのセグメントによってオファーを定義する基本的な方法です。
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個別オファーの割り当て - スコア・オーバーライド・テーブルを使用して、顧客によって固有オファーの割り当てを定義できます。
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オファーの有効期限 - Campaign でオファーを作成するときに、有効期限を定義できます。オファーの有効期限が切れている場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。
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キャンペーンの開始日および終了日 - Campaign でキャンペーンを作成するときに、キャンペーンの開始日および終了日を定義できます。キャンペーンの開始日が来ていないか、キャンペーンの終了日が過ぎている場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。
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オファー非表示 - オファー非表示テーブルを使用して、特定のオーディエンス・メンバーに対するオファー非表示を定義できます。
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オファー提示の最大回数 - 対話式チャネルを定義するときに、顧客にオファーを提示するセッションごとの最大回数を定義します。オファーの提示が既にこの回数に達している場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。
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グローバル・オファーの取り込みルール - グローバル・オファー・テーブルを使用して、オーディエンス・レベルでオファーをフィルターに掛けるためのブール式を定義できます。結果が FALSE である場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。
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拡張オプション - 処理ルールの「次の式が TRUE の場合は、このルールを対象と見なす」拡張オプションを使用して、セグメント・レベルでオファーをフィルターに掛けることができます。結果が FALSE である場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。
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個別オファーの取り込みルール - スコア・オーバーライド・テーブルを使用して、顧客レベルでオファーをフィルターに掛けるためのブール式を定義できます。結果が FALSE である場合、ランタイム環境ではそのオファーは除外されます。