処理履歴 (UA_Treatment)
フローチャートが実稼働モードで実行されるたびに、処理履歴テーブル (UA_Treatment) に行が追加されます。つまり、フローチャートが定期的に実行されるようにスケジュールしている場合、フローチャートの実行時に新たな実行が行われるたびに、コンタクト・セルと制御セルの両方で、セルごとの各オファーに対して 1 つずつ、新しい処理セットが生成されます。これにより、Campaign では、処理が生成されるたびに別個のインスタンスとして記録することで、可能な限り最もきめ細かなトラッキングが実現します。処理履歴がベース・コンタクト履歴と連動することで、圧縮性の高い効率的な方法ですべてのコンタクト履歴情報が保管されます。ベース・コンタクト履歴テーブル (UA_ContactHistory) には該当するオーディエンスのセル・メンバーシップ情報のみが記録されます。それに対し、処理履歴テーブル (UA_Treatment) には各セルに提供される処理が記録されます。
各処理インスタンスはグローバルに固有の処理コードによって識別されます。このコードをレスポンス・トラッキングで使用して、特定の処理インスタンスに直接帰属させることができます。
制御が使用された場合、処理履歴には制御セルのデータも記録されます。ターゲット・セルに提供されたオファーに関連する行は、ターゲット処理と呼ばれます。制御セルに提供されたオファーに関連する行は、制御処理と呼ばれます。コンタクト・プロセスで制御セルがターゲット・セルに割り当てられた場合、ターゲット処理に制御処理が関連付けられます。各制御処理には固有の処理コードも割り当てられます。ただし、それらのコードは検証制御のメンバーには配布されません。制御処理コードが生成される目的は、制御の識別用にカスタム・フローチャート・ロジックが使用される、カスタム・レスポンス・トラッキングを可能にすることです。レスポンスを正確な制御処理インスタンスに帰属させられるよう、制御処理コードを調べて、イベントと関連付けることができます。