抽出
抽出プロセスにより、あるテーブルからフィールドを選択し、以降の処理で使用するために別のテーブルにそれらのフィールドを書き出すことができます。これは、以降の操作のために大容量のデータを扱いやすいサイズに削減するよう設計されており、パフォーマンスの大幅な改善を図ることができます。
抽出プロセスは、セル (例えば、抽出プロセスが「選択」プロセスに接続されている場合)、単一テーブル、戦略的セグメント、最適化リスト (Contact Optimization のみ)、または eMessage ランディング・ページ (eMessage のみ) から入力を取得できます。 入力として戦略的セグメントを選択した場合、フィールドを抽出するには、事前にそのセグメントをテーブルに結合しておく必要があります。
複数の抽出プロセスを連続して使用する場合は、最後の抽出プロセスにあるフィールドのみが書き出されます。
複数の抽出プロセスを並行して (すなわち、同じフローチャート内の異なるブランチで) 使用する場合、それらのプロセスは、以下に示すように永続的なユーザー定義フィールドと同じ方法で動作します。
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抽出されたテーブル
データは、Campaign サーバー上のバイナリー・ファイル、またはデータマート内の UAC_EX 接頭部が付いたテーブルとして抽出されます。
一時テーブルとは異なり、抽出されたテーブルは、フローチャートの実行の終わりに削除されません。抽出されたテーブルは、ユーザーがそのテーブルで操作を実行する (例えば、そのフィールドのプロファイルを作成するなど) ために継続してアクセスできるように、存続している必要があります。
抽出されたテーブルは、それに関連する抽出プロセス、フローチャート、キャンペーン、またはセッションをユーザーが削除するときにのみ削除されます。
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データマート内のスペースを節約するために、システム管理者は UAC_EX 接頭部が付いたテーブルを定期的に削除することができます。ただし、これらのテーブルが削除される場合、それらのフローチャートを再実行するか、存在しなくなったテーブルでフィールドのプロファイル作成を試みる前に、それらの影響を受ける抽出プロセスをまず再実行する必要があることに注意してください。再実行しない場合、Campaign によって、「テーブルが見つかりません」というエラーが生成されます。
例: トランザクション・データの抽出
eMessage ランディング・ページからデータを抽出する際の前提条件
抽出プロセスの構成
データをセル、単一テーブル、または戦略的セグメントから抽出するには
eMessage ランディング・ページからのデータの抽出
「抽出」タブのリファレンス