「セル・ウォーターフォール」レポート
「セル・ウォーターフォール」レポートは、フローチャートのさまざまなプロセスを介してセルが入力および出力されることによる、オーディエンス・メンバーの減少を示します。 このレポートは、出力ボリュームに影響を与えるプロセスを識別し、出力に関するさまざまな割合や数量の詳細を提供します。 「セル・ウォーターフォール」レポートは、ターゲット数の精度を上げるために、連続する各基準によって発生した減少を確認する場合に使用します。
以下の例は、マルチチャネルのリテンション・キャンペーンのフローチャートを示しています。 後に示すレポートは、「ゴールド (Gold)」という選択プロセスからの出力を分析したものです。
「セル・ウォーターフォール」レポートの例
このフローチャートに基づく「セル・ウォーターフォール」レポートを、以下の図に示します。 「ゴールド (Gold)」(選択) プロセスが「セル」リストの中で選択されているため、それが分析されています。 この例の場合、このフローチャートで「ゴールド (Gold)」セルのパスは 1 つのみ (「ゴールド (Gold)」から「適格 (Eligible)」へ) であるため、「パス」リストは重要ではありません。 「ゴールド (Gold)」プロセスのボックスからフローチャート内の他のプロセスへの出力が提供されていれば、「パス」リストを使用することによってその他のシーケンスを見ることができます。「セル・ウォーターフォール」レポートの画面キャプチャー
各セルは、プロセス構成ダイアログの「全般」タブで割り当てられる「出力セル名」および「プロセス名」(大括弧内) によって識別されます。
このレポートは、「ゴールド (Gold)」セルの ID が「対象 (Eligible)」という名前のマージ・プロセスに渡されることを示しています。 マージ・プロセスの結果として、(「プラチナ (Platinum)」選択プロセスから) いくつかの ID が追加されます。 また、「削除照会」の列には、いくつかの ID が除去されたことも示されています。 この例では、フローチャートのオプトアウト・プロセスにより、電子メール通信を受け取らないという選択をした顧客が除去されました。 したがって、「ゴールド (Gold)」セルと「プラチナ (Platinum)」セルのマージ結果は、それら 2 つのセルの合計よりも少なくなります。 次に、適格 ID が「値層 (Value Tiers)」というセグメント・プロセスに渡されます。 このセグメント・プロセスにより、適格 ID が複数のコンタクト・チャネルに分割されます。
「セル・ウォーターフォール」レポートの「合計」行には、「ゴールド (Gold)」出力セルから除去された ID の数の合計が表示されます。 また、そこには残ったゴールド ID の数と割合も示されます。
「セル・ウォーターフォール」レポートを生成するには