オーディエンス
オーディエンス・レベルは、口座、顧客、世帯、製品、ビジネス部門など、使用するターゲット・エンティティーを定義します。これらのレベルは、テーブル・マッピング・プロセス中にシステム管理者によって定義されます。
オーディエンス・プロセスをフローチャートで使用して、オーディエンス・レベル間を切り替えたり、オーディエンス・レベルによって ID をフィルターで除外したりします。このプロセスを使用して、すべての、いくつかの、または単一のエンティティーを、別のレベルと関連したあるレベルで選択することができます。
例えば、オーディエンス・プロセスを使用して、以下の操作を行うことができます。
何らかのビジネス・ルールに基づいて、世帯ごとに 1 人の顧客を選択する (例えば、最も年上の男性、あるいは口座残高が最も多い人など)。
特定の顧客群に属するすべての口座を選択する。
特定の顧客群に属する、残高がマイナスの口座をすべて選択する。
当座預金口座を持っている人がいる世帯をすべて選択する。
指定された時間フレーム内に 3 回以上の購買を行った顧客を選択する。
オーディエンス・プロセスは定義された任意のテーブルから選択できるため、フローチャートの最上位プロセスとしてこのプロセスを使用して、データを最初に選択することもできます。
オーディエンス・レベル
ハウスホールディング
レベルの切り替え
オーディエンス・プロセスの構成
例: オーディエンス・プロセス
例: レコードのフィルター処理
入力と出力で同じオーディエンス・レベルを使用する
入力と出力で異なるオーディエンス・レベルを使用する
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