ターゲット・セル・スプレッドシートについて
*
ご使用の Campaign 環境が Marketing Operations と統合されている場合、Marketing Operations を使用してターゲット・セル・スプレッドシートを操作できるようにする必要があります。 その Campaign 環境がレガシー・キャンペーンにアクセスできるように構成されている場合は、本書の説明に従ってレガシー・キャンペーンのターゲット・セル・スプレッドシートを操作してください。 詳しくは、IBM Marketing Operations との統合についてを参照してください。
ターゲット・セル・スプレッドシート (TCS) は、キャンペーン内のフローチャートで使用されているすべてのセルとその詳細 (割り当て済みオファーなど) を表示する、キャンペーンごとのスプレッドシート・タイプ機能です。この機能は、キャンペーンのフローチャートで使用されているすべてのセルのアクセス可能ビューを表示するだけでなく、セル・ベースでオファーの割り当てを行うツールでもあります。
ターゲット・セル・スプレッドシートはいつでも編集でき、これを保存すると、値が Campaign システム・テーブルに書き込まれます。
以下のような 2 つのモードで使用できます。
*
トップダウン — ターゲット・セル・スプレッドシートですべてのターゲット・セルおよびコントロール・セルを作成してから、後でそれらのセルをフローチャートの中で作成されたセルに、セル・コードを使用してリンクします。 TCS 内で作成されたセルの場合、「フローチャートで使用されている」フィールド以外のフィールドは、すべて TCS で編集することができます。
*
ボトムアップ — フローチャート・プロセスの中で作成した各ターゲット・セルは、フローチャートの保存後、TCS に表示されます。 フローチャートから作成されたセルの場合、カスタム属性のみ TCS で編集することができます。
2 つのモードはいつでも切り替え可能です。ただし、通常はあまり頻繁に行われません。トップダウンとボトムアップの定義タスクは、それぞれ異なる人々によって実行される傾向があるためです。
*
関連するキャンペーン内のいずれかのフローチャートが編集または実行されたときに、ターゲット・セル・スプレッドシートが編集されてしまう可能性を最小限に抑えるビジネス・ルールを導入する必要があります。 異なるユーザーがフローチャートと TCS を同時に編集すると (例えば、あるユーザーがフローチャート内からコンタクト・プロセスを編集し、別のユーザーが TCS から同じセルのオファーの割り当てを変更した場合など)、誤ったデータが保存され、競合が発生する可能性があります。
ただし、モードの切り替えが必要になる場合もあります。例えば、フローチャートでの作業中に、ターゲット・セルがトップダウン・モードで TCS に定義されていないことに気が付いた場合、そのフローチャートを保存してからトップダウン・モードに切り替え (TCS に移動してセルを作成します)、その後、ボトムアップ・モードに戻すことができます (フローチャートに戻り、TCS の新しいセルにリンクします)。 これで、コンタクト・プロセスが正しく構成されます。
トップダウン・モードで TCS に作成されたセルは、ボトムアップ・モードで未使用になっている場合でも、無効として表示 (ぼかし表示) されることはありません。
ターゲット・セル・スプレッドシートのセル・ステータス情報
ターゲット・セル・スプレッドシートの操作