REPEAT
PredictiveInsight のみに適用されます。
構文
REPEAT(num_times, data [, keyword])
パラメーター
num_times
指定されたデータ範囲を反復する回数。これは定数、列、または以上のいずれかに評価される式になります。すべての値は正整数でなければなりません。
data
反復する数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM ® 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
keyword
このオプションのキーワードは、指定されたデータ範囲を複製する方法を指定します。次のいずれかを選択します。
ROW - data の行を垂直方向に反復します (デフォルト)
COL - data の列を水平方向に反復します
IBM ® Campaign のキーワードの使用について詳しくは、 フォーマットの仕様 を参照してください。
IBM ® PredictiveInsight のキーワードの使用について詳しくは、 フォーマットの仕様 を参照してください。
説明
REPEAT 指定されたデータ範囲を垂直方向 (COL) または水平方向 (ROW) に複数回反復します。
COL キーワードを使用すると、各入力列に対して、datanum_times 個のコピーを垂直方向に連結した値を含む新しい列 1 つを戻します。data の入力列の長さが異なっている場合、短い列に自動的に埋め込みが行われます。数値列にはゼロが埋め込まれ、テキスト・ストリング列には空ストリング ("") が埋め込まれます。
ROW キーワードを使用する場合、戻される列の数は、num_times が定数であるか、列であるかによって異なります。num_times が定数の場合、data の列数の num_times 倍が戻されます。num_times が列の場合、data の各列の指定回数分のコピーが戻されます。ここで、num_times の 1 番目の行の値は data の 1 番目の列を反復する回数、2 番目の行の値は data の 2 番目の列を反復する回数、などとなります。data の列数より大きな行は無視されます。
TEMP = REPEAT(10, 1) または TEMP = REPEAT(10, 1, ROW)
TEMP という名前で 1 を 10 個含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で V1 列のコピー 2 つを垂直方向に連結したものを含む新しい列を作成します。
TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP には V1 列のコピー 3 つが含まれます。VX には V2 列のコピー 3 つが含まれます。VY には V3 列のコピー 3 つが含まれます。不均一な長さの列は、V1 から V3 までの最長の列と同じ長さになるまで埋め込まれます。
TEMP および VX という名前の新しい列 2 つを作成します。 TEMP 列の値は V1 列の 10 から 50 行のコピー 10 個で、VX 列の値は V2 列の 10 から 50 行のコピー 10 個です。
TEMP という名前で、セル値 10、20、20、30、30、30 を含む新しい列 1 つを作成します。
TEMP という名前の新しい列 1 つを作成します。セル V2[1] の値は V1[1] 回繰り返され、セル V2[2] の値は V1[2] 回繰り返され、というように V1 列の最後まで続きます。
TEMP および VX という名前の新しい列 2 つを作成します。 TEMP 列には V2 のセルのコピーが含まれ、VX 列には V3 のセルのコピーが含まれます。V2[1] および V3[1] のコピーが V1[1] 個、V2[2] および V3[2] のコピーが V1[2] 個あります。これが、V1 列の最後、または data 内の最長列の最後、そのどちらか短い方まで続きます。 data 内の短い列にはゼロが埋め込まれます。
TEMPVX、および VY という名前で、それぞれが V1 列のコピーである新しい列 3 つを作成します。
TEMPVXVY、および VZ という名前の新しい列 4 つを作成します。TEMP 列は V1 列のコピー、VX 列は V2 列のコピー、VY 列は V1 列のコピー、そして VZ 列は V2 列のコピーです。