INIT
PredictiveInsight のみに適用されます。
構文
INIT(val1 [, val2]…) INIT(column)
パラメーター
val1
時刻 (t-1) における再帰的関数の数値。
val2
時刻 (t-n) における再帰的関数の数値 (n はパラメーター番号)。このパラメーターを複数回繰り返すことにより、以前の不定数の時間ステップの初期値を指定することができます。
column
数値の列。1 番目のセルは時間ステップ (t-1) に割り当てられ、2 番目のセル値は (t-2) に割り当てられる、というようになります。
説明
INIT は、再帰的関数の定義の初期値を指定します。1 番目に指定される値は時間ステップ (t-1) に割り当てられ、2 番目の値は (t-2) に割り当てられる、というようになります。INIT を使用して時間ステップが初期化されない場合、その値は 0 とみなされます。例えば、
V1 = INIT(1, 2, 3)
というステートメントでは、時間ステップ (t-4) の値は 0 となります (これより前のすべての時間ステップも同様)。すべての再帰的関数を定義する前に、INIT ステートメントが必要です。
*
INIT マクロ関数は値を戻しません。関数定義で単独で使用されると、ブランクの列を戻します。
TEMP という名前で値 1 から 10 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で値 2481632 などを含む新しい列を作成します。TEMP の最初の 100 個のセルに値が含まれます。
TEMP という名前で、54321 という値のシーケンスが 100 回反復されて含まれる列を作成します。
TEMP という名前で再帰的関数用の値を含む新しい列を作成します。
関連関数