GAUSS_AREA
PredictiveInsight のみに適用されます。
構文
GAUSS_AREA(data [, mean, std])
パラメーター
data1
ガウス分布の領域を計算するセル範囲。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。mean のフォーマット定義 (data の定義と同じ) については、このガイドの IBM ® 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
mean
ガウス分布の平均。このパラメーターを指定しない場合、デフォルトは 0 です。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。mean の列の数は、mean が定数または単一列でない限り、 data の列の数と同じでなければなりません。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM ® 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
std
ガウス分布の標準偏差。 このパラメーターを指定しない場合、デフォルトは 1 です。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。std の列の数は、std が定数または単一列でない限り、 data の列の数と同じでなければなりません。std のフォーマット定義 (data と同じ) については、このガイドの IBM ® 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
説明
GAUSS_AREA は指定されたデータ範囲の数値のガウス分布の領域 ( から指定されたデータ値 X まで) を計算します (以下の図を参照)。各入力列に対して、それぞれ対応する入力のガウス分布の領域を含む新しい列 1 つを戻します。
平均および標準偏差のパラメーターは以下のように処理されます。
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mean および std が定数の場合は、data 内のすべての値のガウス分布を指定するためにそれらの値が使用される。
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mean および std が単一列の場合は、data の各行に対応する行の値が使用される。
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mean および std が列範囲の場合は (どちらも data と同じ列数でなければならない)、data 内のセルはそれぞれ mean および std 内の対応する個別のペアを使用する。
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上記の最後のケース (mean および std が列範囲の場合) では、各列の長さによって、対応する出力列に含まれる行の数が決定されます。 mean または std の列が単一セルの場合、data のすべての行の値にその値が使用されます。 mean または std に複数の行が含まれる場合、対応する行が計算されます。mean および std に対応する値がない data の行は計算されません。
TEMP = GAUSS_AREA(0) または TEMP = GAUSS_AREA(0, 0, 1)
TEMP という名前で値 0.5 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で、各値は V1 列の対応する行のガウス分布 (平均 0 で、単位分散) の領域である新しい列を作成します。
TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列のガウス分布の領域であり、VX 列の値は V2 列のガウス分布の領域であり、VY 列の値は V3 列のガウス分布の領域です。ガウス分布は平均 0 で単位分散です。
TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は V1 列の 1 から 50 行までのガウス分布の領域であり、VX 列の値は V2 列の 1 から 50 行までのガウス分布の領域であり、VY 列の行の値は V3 列のガウス分布の領域です。ガウス分布は平均 0 で単位分散です。
TEMP という名前で、各値は V1 列の対応する行のガウス分布の領域である新しい列を作成します。ガウス分布の平均は 0 で、標準偏差は 3.5 です。
TEMP という名前で、各値は V1 列のガウス分布の領域である新しい列を作成します (V2 列の対応する行の値を平均として使用し、V3 列の対応する行の値を標準偏差として使用)。
TEMP および VX という名前の新しい列 2 つを作成します。 TEMP 列には V1 の値のガウス分布の領域が含まれます。それらの平均には V3 列の対応する行が使用され、標準偏差には V5 列の対応する行が使用されます。VX 列には V2 の値のガウス分布の領域が含まれます。それらの平均には V4 列の対応する行が使用され、標準偏差には V6 列の対応する行が使用されます。