DERIVATIVE
PredictiveInsight のみに適用されます。
構文
DERIVATIVE(data [, divisor])
パラメーター
data
派生物を計算する数値。これは定数値、列、セル範囲、またはこれらのいずれかに評価される式になります。data のフォーマット定義については、このガイドの IBM ® 製品の章にある「マクロ関数パラメーター」セクションを参照してください。
除数
data の各値を除算する値。これは定数値、または定数を評価する式になります。
説明
DERIVATIVE は、 時系列で値の派生物を計算します。それぞれの値は、現行値と次の時間ステップからの値の 差です。 除数 に値が提供される場合、 各値は指定された値で除算されます。DERIVATIVE は、 各入力列に 1 つの新しい列を戻します。各列は、対応する入力列に 値の派生物を含みます。
*
戻される列の長さは、 ソース・データ列 (data) の長さより短くなります。
TEMP という名前で、 すべてのブランク・セルを含む新しい列を作成します (結果を生成するには、少なくとも 2 つのセル値が必要です)。
TEMP という名前で、 値 13 を含む新しい列を作成します。
TEMP という名前で、 各値が列 V1 の内容の派生物である新しい列を作成します。
TEMPVX、および VY という名前の新しい列 3 つを作成します。TEMP 列の値は列 V1 の内容の派生物で、 VX 列の値は 列 V2 の内容の派生物であり、VY 列の 値は列 V3 の内容の派生物です。
TEMP という名前で、 行 10 から 20 のセルに列 V1 の対応行の派生物が含まれる 新しい列を作成します。TEMP の他のセルは空です。
TEMP および VX という名前で、それぞれ 1 から 5 行に値が入った (他のセルは空の) 新しい列 2 つを作成します。列 TEMP の値は 列 V1 の対応行の派生物で、 列 VX の値は 列 V2 の対応行の派生物です。
関連関数