ベース・レコード・テーブルを既存の区切り記号付きファイルにマップする方法
フローチャートの編集中に、または「キャンペーン設定」ページで、新しいベース・レコード・テーブルを、使用するパーティション内にある Campaign サーバー上の既存のファイルにマップできます (つまり、そのファイルは使用するパーティション・ルートの下に配置する必要があります)。
新しいベース・レコード・テーブルをマップして、フローチャートのプロセスからそのデータにアクセスできるようにします。
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必要な場合、「ベース・レコード・テーブル」を選択してから「次へ」をクリックします。
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「既存ファイルにマップ」を選択してから、「次へ」をクリックします。
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「ファイル・タイプ」として「区切り記号付きファイル」を選択します。
5.
ウィンドウの「設定」セクションで、「先頭行にフィールド名を含む」にチェック・マークを付けます (これが該当する場合)。
これにより、自動的にデータの最初の行が使用されて、ベース・テーブルのフィールドが定義されます。 これらの値は、後でオーバーライドできます。
6.
「フィールド区切り記号」 (データの行で各フィールドを分離するために使用する記号) を選択します。選択肢は、「タブ」「コンマ」「スペース」です。
7.
ファイル内で文字列を区切る方法を示すための「引用符」を選択します。選択肢は、「なし」「単一引用符」「二重引用符」です。
スペース区切りのファイルで、フィールド・エントリーの一部にスペースが使用されている場合には、これが重要になります。 この場合、フィールドを引用符で囲んで、組み込まれたスペースがフィールド区切り記号として解釈されないようにする必要があります。 例えば、"John Smith" "100 Main St." などのデータの行があり、区切り記号が「スペース」で引用符が「なし」に設定されている場合、Campaign はこれを 5 つの異なるフィールド ("John" が第 1 フィールドの値、"Smith" が 2 番目、"100" が 3 番目など) として解析します。 引用符が「二重引用符」に設定されている場合には、 このレコードは正しく 2 つのフィールド (名前および住所) として解析されます。
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Campaign は、区切り記号付きファイルのフィールド・エントリーでの二重引用符 (") の使用をサポートしていません。 使用するフィールド・エントリーに二重引用符が含まれる場合は、テーブルをファイルにマップする前にそれを別の文字に変更してください。
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「参照」をクリックして、パーティション・ディレクトリー内から「ソース・ファイル」を選択します。
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区切り記号付きファイルをマッピングする場合、フィールド・タイプと幅を確認するためにファイルの最初の 50 行がサンプル出力されます。 自動的に検出されるフィールド・タイプ (「数値」または「テキスト」) と幅は、オーバーライドできます。 例えば、最初の 50 行の ID の幅が 2 文字で検出された場合でも、そのファイルの後のほうでは最大 5 文字で構成される ID があることが分かっている場合には、値を 5 に増やします。
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「追加」「削除」「1 つ上へ」「1 つ下へ」の各ボタンを使用して、新しいテーブルに含まれる「ソース・テーブル・フィールド」およびその順序を指定します。 「新規テーブル・フィールド」セクションの「フィールド名」列をクリックして、列名をアルファベットの昇順 (または降順) で自動的にソートします。
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完了したら、「次へ」をクリックします。
「テーブル名とフィールド情報を指定します」画面が開きます。
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デフォルトを受け入れるか、または IBM ® Campaign テーブル名」フィールドを編集して Campaign に表示されるテーブルの名前を変更します。 各ソース・フィールド名にマップされた IBM ® Campaign フィールド名を変更することもできます。 これを行うには、フィールド名を選択して、「フィールド情報の編集」セクションの IBM ® Campaign フィールド名」テキスト・ボックス内のテキストを編集します。
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変更が完了したら、「次へ」をクリックします。
「オーディエンス・レベルを指定して ID フィールドを割り当てます」画面が開きます。
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ドロップダウン・リストから「オーディエンス・レベル」を選択します。 「オーディエンス・フィールド」リストには、データが自動的に追加されます。 リストされた各エントリーに対応するキーとなるフィールドを新しいベース・テーブルから選択する必要があります。
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「次へ」をクリックします。
「追加するオーディエンス・レベルを指定します」画面が開きます。
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「追加」をクリックします。
「オーディエンス・レベルと ID フィールド」ウィンドウが開きます。
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c.
「オーディエンス・フィールド」ごとに、ベース・テーブルの該当するフィールドを、オーディエンス・レベルの対応するキーにマッチングさせます。
d.
e.
「OK」をクリックします。
f.
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「完了」をクリックします。
既存のファイルに基づいて、ベース・レコード・テーブルが作成されました。 新しいベース・テーブルは現行テーブル・カタログの一部となるので、テーブル・マネージャーによって管理できます。